【丸亀市本島で歴史を感じる旅】            香川県の穴場観光地を紹介#1               

香川県丸亀市にある本島は、歴史と自然が美しく融合した、隠れた観光スポットが多く点在する地域です。観光地としては、香川県内でも比較的知られていない場所が多い本島ですが、実は歴史的価値のある場所がたくさんあります。本島には、古代の遺跡や、古き良き日本の町並みが残り、訪れる人々に日本の歴史と文化を深く体験させてくれる魅力的な場所がたくさん存在しています。

このブログでは、本島で歴史を学ぶことができる隠れた観光スポットを少しずつ紹介していきます。もしあなたが日本の歴史や文化に興味があり、観光地では味わえない、静かな場所で歴史的な体験をしたいのであれば、必見のスポットばかりです。本島には、寺院や古民家など、数百年にわたる歴史的な遺産が今も色濃く残っています。それでは、さっそく本島で訪れるべき歴史的なスポットを見ていきましょう。  

【木鳥神社(こがらすじんじゃ)】  

昔、讃留霊王(さるれお)が讃岐の国王となって初めて国内を巡幸(じゅんこう)した時、     濃い霧のため船が進めなく困っていると、一羽の小鳥(こがらす)が王の前に飛んできました。

これに従って船を進めると正しい方向に行く事が出来ました。その後、小鳥が柏の浜に飛び帰り松の木に止まったのでここに祠(ほこら)を立てて祀ったのが木鳥神社です。

現在の本殿は、延宝2(1674)年、拝殿は明治30(1897)年、当初の塩飽大工により再建され、本島の中では一番大きく彫刻も立派です。

海岸に面した石の鳥居は、高さ4.5m、柱幅4.55mで、柱は太く(長径0.56m、短径0.51m) 台石はなく、砂浜だった地面に、穴を掘って立てた鳥居で、柱と笠木(かさぎ)に特徴があります。   柱は従来の円柱でなく、楕円型になっています。  

様式は明神鳥居です。笠木と幅の狭い島木(しまぎ)が一体化し一石で造られており、「蕨手状(わらびてじょう)」と呼ばれています。

塩飽の年寄り宮本伝太夫の子、半右衛門が寛永4(1627)年に寄進したもので、石工は薩摩から招いた紀加兵衛(きのかへい)です。市の指定文化財になっています。

最後までお読みいただきありがとうございました!次回ブログでは歴史的スポット2つ紹介します(*^^*)