
【塩飽勤番所跡】 国指定文化財/日本遺産構成文化財
人名制度により選ばれた「年寄」が交代で政務を執る役所として寛政10年(1798)に塩飽大工により建築された。万延元年(1860)に改築された後、旧本島村役場等に利用された。
敷地(1,497㎡)の三方を約42mの土塀で囲み、敷地内には、入母屋造り・本瓦葺き(むくり型)の主屋と、朱印庫、番人部屋などの付属建物がある。 信長、秀吉、家康からの朱印状や徳川家親藩の高松藩と塩飽領の魚場争いの際に大岡越前守忠相らが署名した漁場の裁許書、咸臨丸に乗船した塩飽水夫たちが米国から持ち帰った品々などを展示している。