先日、非常に興味深いニュースを耳にしました。
「某大手企業が今まで本社は東京に構えてたが、コロナ禍や災害が少ない淡路島に本社を移す」
とうとう、都市集中型から地方分散型へと世の中は動き始めているな。と実感しました。
きっと地方へと移住したい!と考えている方、増えているのではないでしょうか。
そんな地方移住への候補の1つとして本島を考えてみてはいかがでしょうか?
本島に通い始めて1年半、本島に住み始めて3カ月とまだまだ新人の米津ですが
島民の方々の話や実体験を中心に、今回から本島について深く紹介していきます。
◆本島の人口について
本島に住んでいるのは現在284人です。(令和2年8月時点)
丸亀の有人島の中では一番多いです。
香川県で見ていると
1位 小豆島:27,101人
2位 直島 : 3,041人
3位 豊島 : 779人
4位 伊吹島: 456人
5位 本島 : 284人
となります。
個人的には
香川県の中でも人はいる方の島といってもいいのではないでしょうか。
しかし!凄まじい勢いで人口は減り続けてます。
2010年:492人
2015年:396人
2020年:284人
たったの5年間で約100人ずつ減ってます!
ちなみに1970年には1818人の方が住んでました。
(今では想像できない、、、)
瀬戸大橋ができる37年前までは
岡山と香川を行き来できる中間の島として非常に栄えてたようです。
また、その頃は大きなホテルがあり、エビの養殖をしたり、ミシン工場があったりと
いろんな産業もあり仕事にも困らなかったと言われております。
ただ、今では上記のような産業もなくなり
若い方は漁師さんぐらいしか仕事がないのが現状です。
もちろん、コンビニやスーパーはなく
美容院もないです。
このままでは
私がおばあちゃんになった頃は一体何人になっているんだ。
と考えれば考えるほど怖い。。
そのうち猫の数の方が多くなるのではと思うほどです。
◆本島の少子高齢化について
現在、本島では3分の2が高齢者と言われております。
ただ、地区によっては、ほどんどがお年寄り方が住んでます。
といっても、皆さん非常にしっかりされてます。
各地に畑を耕し季節の野菜や果物を作り
春になれば新玉ねぎ、夏はトマトやキュウリ、秋はサツマイモ、冬は大根や白菜などなど。
自然と野菜が家に届きますよ。
80歳になっても現役バリバリで作っている方もいます。
ほんと尊敬しかない。。。
保育所&幼稚園・小中学校は今も島にあります。
保育所&幼稚園は各1人、小中学校は10人すこしの生徒さんがいます。
そこで、島で子育てをしているお母さんにインタビューをしました!
Q:「島で子育てをしていいことは?」
A:「地域の人、皆が子供も見守ってくれるの安全・安心」
A:「学校の先生がマンツーマンで見てくれるので得した気分」
A:「子供に新鮮な魚を食べさせることがいつでもできる」
Q:「島で子育てしてデメリットなことは?」
A:「急に病気になった際、緊急船を呼ぶ為、少し時間がかかる」
私も来年子供を産み、島で育てる予定なので
色んなことを考えますが、
島で子育てをするのは個人的に非常に良い経験だなと受け止めております。
今回は本島の人口について紹介させていただきました。
次回は本島の各地区の特徴について紹介したいと思ってます!