こんにちは。某回転寿司屋に行くと、必ず2皿はつぶ貝を食べるというmyルールがある米津です。貝の旨味と甘味、なによりコリコリとした食感はいつ食べても飽きないですよ。
今回はHonjima Standでお世話になっている漁師さんについて数記事に分けてご紹介したいと思います。
▼紹介することになった経緯
Honjima Standのコンセプトの1つ『島の方と島を訪れる方を繋げる』
お店に来ていただいて島の方と島を訪れる方がお話するだけでも新しいコミュニティが生まれ、繋がります。ただ、タイミングが合わずいつも話せるわけではありません。
そこでHonjima Standでは『食材』を通じて島の方と島を訪れる方を繋げることに取り組んでおります。
本島では漁業が盛んです。時期によって本島ならではの魚介がたくさん獲れるためお店では本島の新鮮な魚介を使った料理を主に提供しております。
ただ、本島沖で獲れた魚介を、料理だけでお届けするのは、もったいないです。
漁師さんにはそれぞれ熱い思いを抱えて漁に行き魚介を獲ってきます。
そんな思いも一緒に感じながら召し上がる料理は思いを知らないよりおいしく感じると私は思っています。そんな思いも噛みしめながら、Honjima Standではお召し上がりいただきたいと思い、漁師さんのことを紹介することになりました。
▼本島のことが好きな若手漁師さん
皆さんはもぐり漁をご存知でしょうか?
数年前にNHKの朝ドラで取り上げられてた“海女さん”や自分の呼吸だけで潜る“素潜り”とは少し違います。
今回、ご紹介する本島のもぐり漁師さんは
潮が激しい瀬戸内海に水深10m~30mに潜り、専用のスーツやヘルメット、ボンベなどといった約60㌔の装備を体に身に着け、1日約6時間、水中の中で貝を獲るお仕事をされている大石さんです。
祖父の代からもぐり漁を始め、現在は3代目。
もぐり漁を18歳の時から始め、今は6年目だそうです。
▼本島本ミル貝とは
大石さんがもぐり漁で主に獲っているのが“本ミル貝”
平均、殻長15cmと非常に大きな高級貝です。
正式名称をミルクイと言われている二枚貝。
12月から4月までしか獲ることができない旬ものです。
上品な旨味と食感、ほんのりとした甘味とあと味の良さと
貝の良いところをすべて、いいとこどりしたような貝です。
昔は本ミル貝しか無かったのでミル貝といえば本ミル貝のことでしたが、最近は、味、食感が良く似たナミガイという貝を白ミル貝と呼ぶのに対し、本家のミルクイを本ミル貝というようになりました。 特に本ミル貝は昔に比べ漁獲量が激減したため幻の本ミルともいわれてます。
日本産の本ミル貝は減少し今や高級食材の一つとなっており、一般に流通しているミル貝のほとんどは中国産や韓国産などの輸入品です。
大石さんは、豊洲市場を中心とした都心部に出荷され、高級寿司屋や料亭にて召し上がることができるそうです。
▼Honjima Stand×本島本ミル貝
Honjima Standではスパイスカレーで本ミル貝を使ったり
2/8(土)の夜営業 “小料理屋 ~さなえ×かすみ~”で浜焼きに。
2/13(木)~15(土)の 出張 in Tokyo にて本ミル貝の燻製や味噌焼きなどと
本島の本ミル貝を様々な料理にしてお届けします。
イベントの詳細は
Honjima StandのFacebookページをご確認くださいませ。
https://www.facebook.com/honjimastand/
次回は、大石さんの
・もぐり漁の様子
・もぐり漁の心得
・本ミル貝のオススメな食べ方
についてご紹介したいと思います!
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